法人・企業様 お取引をご希望の方へ

ネオンサインとは?仕組み・従来ネオン管とLEDネオンサインの違い・選び方

コラム

ネオンサインとは?仕組み・従来ネオン管とLEDネオンサインの違い・選び方

そもそもネオンサインとは?

ネオンサインとは、文字やロゴ、図形などを光らせて見せるサイン(看板・装飾表示)の総称です。大きく分けると、ガラス管の中にガスを封入し放電で発光させる「従来のネオン管」と、シリコンやPVC素材のチューブにLEDを内蔵した「LEDネオンサイン」の2種類があり、現在の主流はLEDネオンサインです。店舗の看板やネオン看板、インテリア装飾、イベント演出、ウェディングの装飾まで、幅広い場面で使われています。ここからは、それぞれの仕組みや違い、選び方までを順にわかりやすくご紹介していきます。

LEDネオンサインとは?(現在の主流)

LEDネオンサインとは、LED(発光ダイオード)を光源に使用し、シリコンやPVC素材のチューブで覆うことで、従来のガラス製ネオン管のような柔らかい光を再現したサインのことです。

店舗の看板、インテリア装飾、イベント演出、ウェディングの装飾など、幅広い場面で使用されています。近年では飲食店やサロン、ホテルのロビーなど、空間の雰囲気づくりに欠かせないアイテムとして注目を集めています。

解説しているneoneon(ネオネオン)がどんなブランドなのかは「neoneon(ネオネオン)とは」でご紹介しています。

従来のネオン管との違い

「ネオンサイン」と聞くと、昭和の繁華街で光っていたガラス管のネオンを思い浮かべる方も多いかもしれません。従来のネオン管とLEDネオンサインには、いくつかの重要な違いがあります。

まずは、従来のネオン管とLEDネオンサインの主な違いを表で整理します。

項目従来のネオン管(ガラス)LEDネオンサイン
発光方式ガスの放電で発光LEDチップの発光
電圧高電圧低電圧(DC12Vが主流)
寿命の目安約8,000〜15,000時間約30,000〜50,000時間
重量・割れ重く、ガラスのため割れる心配がある軽量で割れる心配がない
屋外・防水設置場所が限られる場合がある防水処理で屋外設置にも対応
消費電力比較的多い少なめでランニングコストを抑えやすい
届出消防機関への届出が必要なケースあり不要(一般的な内装設置の場合)
※数値・条件は一般的な目安です。詳細は「ネオン管とLEDネオンの違い」もご覧ください。

従来のネオン管が光る原理

従来のネオン管が光る原理は、ガラス管の中に封入したネオンやアルゴンといったガスに、両端の電極から高電圧をかけて放電させることにあります。この放電によってガスが発光する——これがネオンサインの基本的な発光原理です。封入するガスの種類によって光る色が変わるのも特徴で、「ネオン」という呼び名そのものも、もともとはこのネオンガスに由来するとされています。ガス放電を利用したこの技術は、昭和の繁華街を彩ったネオン文化として広く親しまれ、その柔らかな光の表情が、現在のLEDネオンサインへと受け継がれています。

素材と安全性

従来のネオン管はガラス製で、内部にネオンガスやアルゴンガスを封入し、高電圧で発光させる仕組みです。ガラスのため破損のリスクがあり、高電圧による感電の危険性もありました。消防機関への届出が必要なケースもあります。近年では、安全上の理由からガラス製ネオン管の使用を禁止する商業施設が増えており、従来のネオン管を設置できる場所自体が減少しています。

一方、LEDネオンサインはシリコンやPVC素材のチューブにLEDを内蔵しているため、割れる心配がありません。低電圧(DC12Vが主流)で動作するため安全性が高く、届出も不要です。

寿命とコスト

ガラス製ネオン管の寿命は約8,000〜15,000時間と言われています。LEDネオンサインの寿命は約30,000〜50,000時間と、大幅に長持ちします。消費電力も少なく、ランニングコストを抑えられるのも大きな利点です。

設置の手軽さ

ガラスネオンは重量があり、専門の職人による施工が必要でした。LEDネオンサインは軽量で、ビス止めやワイヤーでの固定など、比較的シンプルに設置できます。

ネオン管とLEDネオン、それぞれの魅力と選び方は「ネオン管とLEDネオンの違い」で詳しくご紹介しています。

LEDネオンサインの仕組み

LEDネオンサインの構造はシンプルです。フレキシブルなシリコンチューブの中にLEDチップが等間隔に配置されており、チューブ全体が均一に発光します。

LEDネオンサインはどうやって光るのか

LEDネオンサインは、従来のネオン管のようなガス放電ではなく、DC12Vという低い電圧でLEDチップを発光させる仕組みです。チューブの中に等間隔で並んだLEDが点灯し、その光をシリコンチューブが面で受けてやわらかく拡散させることで、ガラス管ネオンのような均一でなめらかな光を再現しています。高電圧を使わないぶん安全性が高く、消費電力も抑えられるのが、現在LEDネオンサインが主流になっている理由です。

このシリコンチューブは自由に曲げることができるため、文字やロゴ、イラストなど、さまざまな形状を表現できます。アクリル板やステンレスのバックボードに取り付けて壁掛けにしたり、スタンドタイプにしたりと、設置方法も多彩です。

カラーバリエーションも豊富で、ホワイト、ウォームホワイト、レッド、ブルー、グリーン、ピンク、パープル、オレンジなど、多くの色から選ぶことができます。

製法によって仕上がりに差が生まれる理由は、「同じLEDネオンサインでも製法で差が出る話」で詳しくご紹介しています。

LEDネオンサインを選ぶときのポイント

LEDネオンサインの製作を検討する際に、確認しておきたいポイントをまとめます。

1. シリコン素材の品質——見た目が同じでも中身はまったく違う

LEDネオンサインの見た目と耐久性を大きく左右するのが、チューブに使われる素材の品質です。ここには業界の知られざる事実があります。

LEDネオンサインのチューブ素材には、大きく分けて3種類が存在します。100%シリコン、PVC(ポリ塩化ビニル)、そしてシリコンとPVCを混合したものです。問題は、PVCやPVC混合素材を単体で見た場合、見た目や手触りではシリコンとほとんど区別がつかないということです。シリコンと並べて比較して初めて発色の違いに気づく——これが、この業界の厄介なところです。

neoneon(ネオネオン)の代表が中国へ資材の買い付けに行った際、あるエピソードがありました。発色の良い高品質なシリコン素材を見つけた後、同じような見た目で価格が半額程度のチューブを別の店で発見し、そちらを購入しました。すると、最初の店の担当者がやってきて「今買ったものを見せてみろ」と言い、その場でライターを取り出して両方のチューブに火を当てたのです。

結果は歴然でした。100%シリコンのチューブはまったく燃えず、炎も出ません。一方、半額だったチューブはすぐに炎が上がり、黒焦げになりました。安い方はPVC素材だったのです。

この違いは、発色と安全性の両面で重要な意味を持ちます。

PVCはシリコンに比べて光の透過率が低く、発色がくすみやすい傾向があります。また、万が一の電気事故の際に燃焼するリスクがあります。100%シリコンは発色が鮮やかで、かつ燃えにくいため安全性が格段に高くなります。

では、なぜ多くのメーカーがPVCやPVC混合素材を使うのか。理由はコストだけではありません。100%シリコンはアクリル板との接着相性が非常に悪いのです。アクリルのバックボードにネオンチューブを固定する工程は製作の要ですが、純粋なシリコンはそのままでは接着が極めて困難です。そのため、多くのメーカーはPVCを混ぜたチューブを使用しています。

正直なところ、neoneonもPVCやPVC混合素材を使えば、製作の手間は大幅に減り、コストも下がります。単体で見ればお客様も気づかないでしょう。しかし、発色の美しさと安全性に妥協しないことが、私たちの譲れないこだわりです。

neoneonでは、100%シリコン素材を使用し、独自の配合と工法によってアクリルとの接着を実現しました。これにより、発色の美しさと安全性を両立しながら、シャープで精度の高いデザイン表現を可能にしています。この技術は、neoneonが長年の試行錯誤の中で築き上げたものです。

また、安全性に関してもう一つ触れておきたいのがPSE認証です。PSEとは、日本の電気用品安全法に基づく安全認証で、電気製品を日本国内で販売するために必要なものです。LEDネオンサインは電気製品であるにもかかわらず、PSE認証を取得せずに販売されている製品が少なくないのが実態です。neoneonでは、PSE認証を取得した製品をお届けしています。さらに、PL保険(生産物賠償責任保険)にも加入しています。万が一、アダプター等が原因で事故が発生した場合にも補償が適用される体制を整えています。素材だけでなく、電気製品としての安全基準、そしてお客様への保証まで妥協しない。これも私たちのこだわりの一つです。

2. 屋外使用と「防水」の実態——知っておくべきこと

LEDネオンサインを屋外で使いたいという要望は多くあります。しかし、ここにも業界の実態を知っておく必要があります。

実は、LEDネオンサインには最初から「防水仕様」として設計・製造された製品はほとんど存在しません。「防水対応」として販売されているものの多くは、中国の工場で手作業による防水処理を施したものです。その品質にはばらつきがあり、長期的な耐水性が十分に担保されているとは言い切れないのが現状です。

neoneonでは、この点に対して誠実に向き合うため、「防水」ではなく「防水処理」という表現を使用しています。屋外設置をご希望の場合は、独自の防水処理を一つひとつ丁寧に施しています。

さらに、屋外設置ではバックボードの素材選びも重要です。一般的に使用されるアクリル板は、屋外環境では温度変化や紫外線の影響で歪みが生じることがあります。neoneonでは、屋外案件にはポリカーボネートのバックボードにも対応しています。ポリカーボネートはアクリルに比べて耐候性・耐衝撃性に優れていますが、加工の際に失敗が許されず、高い技術力が求められる素材です。こうした難度の高い素材にも対応できることが、neoneonの技術的な強みの一つです。

3. 施工業者との連携——設置まで見据えた製作ができるか

LEDネオンサインは「作って終わり」ではありません。実際に壁に取り付けて、美しく見える状態にして初めて完成です。

たとえば、配線を壁の中に隠してすっきり見せたい、内装のデザインに合わせた設置方法にしたいといったご要望は多くあります。こうした場合、内装業者や施工業者との連携が不可欠です。

neoneonは、数多くの施工現場を経験する中で、業者との連携に慣れています。施工業者に対して「この取り付け方だときれいに仕上がる」といったアドバイスができますし、設置方法を踏まえた上で設計・製作を行うことができます。多くの業者様にご指名いただいており、プロご用達の製作元としての信頼をいただいています。

4. サイズとデザインの自由度

既製品を購入するか、オーダーメイドで製作するかも重要な選択です。店舗のロゴや独自のデザインを再現したい場合は、オーダーメイド製作に対応している会社を選びましょう。

5. 電源と調光機能

一般的なコンセント(AC100V)から使えるアダプター付きか、明るさの調整(調光)やリモコン操作に対応しているかも確認しておくと便利です。

価格の安さだけで選んで後悔しないために、「格安LEDネオンサインのリスク」もあわせてご覧ください。

あわせて、「価格が決まる仕組み」や「寿命と長く使うための考え方」も参考にしていただけます。

ネオン看板は自作できる?——DIYの前に知っておきたいこと

「ネオン看板を自作してみたい」というご相談も増えています。市販のLEDネオンチューブのキットを使えば、小さなサインを手づくりで楽しむこと自体は可能です。ただし、きれいに・安全に・長く使える看板に仕上げるには、いくつかの現実的な難所があります。自作の楽しみ方と安全に進めるコツは「ネオンサインのDIYは初心者でもできる?」でも詳しくご紹介しています。

ひとつは電源と配線です。LEDネオンサインはDC12Vの低電圧で動きますが、電気製品である以上、配線やアダプターの扱いには安全上の知識が求められます。ふたつめは防水・屋外耐候で、屋外に出すなら防水処理の質がそのまま寿命を左右します。みっつめはシリコン素材の品質差で、見た目が似ていても発色や燃えにくさはまったく異なります。よっつめが設置施工で、壁にきれいに取り付け、配線を目立たせずに仕上げるには経験がものを言います。

だからこそ、店舗の本格的な看板やロゴ、屋外のネオン看板は、完全自社製造・外注ゼロで職人が手がけるプロの製作にお任せいただくのが安心です。neoneon(ネオネオン)では、素材の選定から設計・製作・施工現場との連携までを一貫してお引き受けし、ご希望のデザインをオーダーメイドでカタチにしています。「こんな看板が作れるだろうか」という段階からで大丈夫ですので、お気軽にご相談ください。

「まずはイメージを見てみたい」という方は、文字やお好みの書体でネオンの見え方を試せるネオン風フォントシミュレーターや、大きさから概算をつかめるお見積もりシミュレーターもご用意しています。ご不明な点はLEDネオン相談AIにもお気軽にお尋ねください。

全て自分の目で確かめる——neoneonのものづくり

最後に、neoneonのものづくりに対する姿勢についてお伝えします。

neoneonでは、製作に使用する素材や機材について、全て自分たちの目で確かめることを大切にしています。

シリコンチューブの仕入先はもちろん、電源アダプターを製造する工場、レーザーカッターのマシンを作っている工場にまで足を運び、製造工程を自分の目で確認しています。アクリル板も自社で直接輸入しています。

LEDネオンサインに関わる全ての素材、部品、道具を、自分たちが納得できるものだけで揃える。これがneoneonの製作に対する基本姿勢です。

ネオンサインの見た目は、素材一つで変わります。だからこそ、妥協せず、全てを自分の目で確かめる。このこだわりが、neoneonの製品の品質を支えています。

実際の製造工程は、「LEDネオンサインができるまで(製造工程公開)」で写真とともにご覧いただけます。

どんな場所で使われている?

LEDネオンサインは、さまざまな場所で活用されています。

店舗のエントランスや店内装飾として、お店の名前やロゴ、「OPEN」「WELCOME」などのメッセージサインが定番です。飲食店ではカウンター上やバーエリアの雰囲気づくりに、サロンや美容室ではおしゃれな空間演出に使われています。

企業のオフィスでは、エントランスのロゴサインや会議室のアクセントとして導入されるケースも増えています。

個人の自宅でも、インテリアとしてリビングや寝室に飾る方が増えています。推しの名前やお気に入りの言葉をネオンサインにするなど、パーソナルな使い方も人気です。

ウェディングやイベントの装飾としても、写真映えする演出アイテムとして定着しています。

制作の事例やデザインの工程は、Instagram(@neoneon_jp)でもご紹介しています。

まとめ

LEDネオンサインは、従来のガラス製ネオン管の美しい光の表現を受け継ぎながら、安全性、耐久性、設置の手軽さを大きく向上させた照明サインです。

選ぶ際は、シリコン素材の品質、防水処理の信頼性、施工業者との連携力、デザインの自由度をしっかり確認することが大切です。

neoneonは、福岡を拠点にLEDネオンサインのオーダーメイド製作を行っています。素材の選定から仕入先の確認、デザイン、製作、そして施工現場との連携まで、一貫して対応しています。

「ここにお願いしたい」——そう思っていただけるものづくりを、これからも続けていきます。ご検討の際はお気軽にお問い合わせください。

オーダーメイドでの製作をご検討の方は、「ご注文からお届けまでの5つのステップ」と「手ぶらで大丈夫なお見積もり」のコラムもぜひご覧ください。ご依頼は発注フォームから承っています。

よくある質問(ネオンサインとは・仕組み・違い)

Q. ネオンサインとは何ですか?

ネオンサインとは、文字やロゴ・図形などを光らせて見せるサインの総称です。ガラス管にガスを封入して放電で光らせる従来のネオン管と、シリコンやPVCのチューブにLEDを内蔵したLEDネオンサインの2種類があり、現在の主流はLEDネオンサインです。

Q. ネオンサインの発光原理・仕組みは?

従来のガラス管ネオンは、封入したガスに高電圧をかけて放電させることで発光します。一方でLEDネオンサインは、DC12Vの低電圧でLEDチップを発光させ、その光をシリコンチューブが均一に拡散させる仕組みです。同じ柔らかな光でも、光り方の原理は異なります。

Q. ネオン管とLEDネオンサインの違いは?

従来のネオン管はガラス製で高電圧のため割れや感電のリスクがあり、届出が必要なケースもあります。LEDネオンサインはLEDを内蔵し低電圧で動くため割れる心配がなく、寿命や消費電力の面でも優れています。詳しくは本文の比較表をご覧ください。

Q. ネオン管やLEDネオンサインの寿命はどれくらい?

従来のガラス製ネオン管の寿命は約8,000〜15,000時間、LEDネオンサインは約30,000〜50,000時間が目安とされ、LEDのほうが大幅に長持ちします。長く使うための考え方は関連コラムでもご紹介しています。

Q. ネオンサインは屋外でも使えますか?

防水処理を施すことで屋外設置にも対応できます。ただしLEDネオンサインには最初から防水仕様として製造された製品はほとんどなく、防水処理の質が耐久性を大きく左右します。neoneon(ネオネオン)では独自の防水処理を丁寧に施し、屋外案件には耐候性の高いポリカーボネートのバックボードにも対応しています。

Q. ネオン看板は自作できますか?

市販のキットを使えば小さなサインを手づくりで楽しむことは可能です。ただし電源・配線、防水、素材の品質、設置施工といった難所があり、店舗の本格的な看板やロゴをきれいに安全に仕上げるには技術が必要です。完成度と安全性を重視される場合は、完全自社製造で職人が手がけるオーダーメイド製作が安心です。

Q. ネオンサインのオーダーメイドはどう依頼できますか?

neoneon(ネオネオン)では、デザインの相談から製作・お届けまでをワンストップで承っています。手書きのラフやイメージだけでも大丈夫で、相談AIやAIによる概算でおおよそのイメージをつかんでいただけます。ご依頼は発注フォームまたはお問い合わせからどうぞ。

一覧へ戻る