格安LEDネオンサインのリスク——後悔しないための5つのポイント
LEDネオンサインを探していると、驚くほど安い製品に出会うことがあります。数千円から買えるものも珍しくありません。「同じようなものなら安い方がいい」——そう思われるのは、ごく自然なお気持ちだと思います。
ただ、購入から半年後、1年後に「あのとき別の選択をしておけばよかった」と感じてしまわれるケースが、この業界では少なくないのも事実です。何がそうさせてしまうのか——責めるような話ではなく、お客様に知っていただきたい業界の「構造」として、私たちneoneonの立場からお話しさせてください。
「安さ」の裏側で、実は何が起きているのか
LEDネオンサインの製造には、本当はとても多くの工程があります。デザインの起こし方、使うLEDチューブの選定、アクリルベースの加工精度、配線の処理、検品の細かさ——どれも仕上がりや寿命に直結する大事な工程ばかりです。
ただ、業界全体を見ると、これらの工程を全部自社で抱えている会社はそれほど多くありません。多くの場合、海外工場で大量生産された製品を仕入れて販売する形になります。仕組みとしては合理的ですし、それ自体が悪いわけでもないのですが、結果としてひとつだけ難しくなることがあります。
それは、製品の最終的な品質に、誰が責任を持つのか——という部分です。
工場は、送られてきたデータ通りに作る仕事を担当します。販売店は、仕入れた製品をお客様にお届けします。それぞれが自分の役割を果たしているのですが、どこかで素材や工程に変化があったときに、それを最初に気づける人がいない、という状況が起きやすいのです。
それでも「安さ」を実現できる仕組み
価格を抑えるために行われていることは、シンプルに言えば、コストがかかる工程をどこかで省くことです。素材のグレード、検品の頻度、デザイナーによる仕上げ調整——お客様の目には直接見えない部分から、少しずつ削られていきます。
もちろん、安く提供してくださっている会社さんが悪いと言いたいわけではありません。ただ、価格にはちゃんと理由があるということは、お客様にも知っておいていただけると、選びやすくなるかもしれません。
製品を選ぶときに、確認していただきたい5つのポイント
ここからは、LEDネオンサインを選ぶときにチェックしていただくと安心、というポイントをご紹介します。
1. その会社が、どこで生産しているか
まずいちばん大事なのが「製造拠点がどこにあるか」を確認していただくことです。自社の工房を持っているのか、それとも海外工場へ発注して仕入れているのか。これは特定商取引法の表記やWebサイトの「会社概要」「制作工程」のページで確認できます。
ちなみにneoneonは、福岡の自社工房がそのまま製造拠点です。デザイナーと職人が同じ場所で日々手を動かしています。
2. デザインを起こせるプロフェッショナルが社内にいるか
LEDネオンサインは、データを送ったらそのまま光るわけではなく、ネオンとして仕上げるための「デザインの落とし込み」が必要になります。線の太さ、パーツ同士の距離、見え方のバランス——ここを誰が判断するかで、仕上がりがまったく変わってきます。
neoneonでは、グラフィック・イラスト・キャラクター・アニメーションなど、それぞれの分野に強いデザイナーが社内に揃っているので、どんなご相談でも、その人にいちばん合うデザイナーが対応する体制になっています。
3. 素材の仕入れにこだわっているか
LEDチューブやアクリル、電源ユニットの選定は、寿命や仕上がりに直結する部分です。「使えればいい」で選ぶのか、「長持ちする・きれいに光る」を基準に選ぶのか——ここでもう品質は分かれてしまいます。
neoneonでは、製造前の素材選びの段階から、毎回きちんと条件を見て選定しています。当たり前のことのようですが、自社で抱えていないとなかなか目が届かない部分でもあります。
4. アクリルのカット方法まで気にされているか
意外と見落とされがちなのが、ベースとなるアクリル板の加工です。レーザーカットの設定、エッジの処理、組み合わせの精度——ここが甘いと、せっかくのネオンの光も、全体としてはぼやけた印象になってしまいます。
neoneonでは、アクリルのカットも自社で行っています。デザインに合わせて、少しずつ設定を調整しながら仕上げていくことで、光ったときの輪郭がきれいに出るように整えています。
5. 現場で、直前まで調整できる体制があるか
これが、自社製造の本当に大きな強みだと感じている部分です。製造直前に「ここはもう少しこうしたほうが良さそう」と気づいたときに、すぐに手を動かして直せる——海外工場で量産しているケースでは、これがなかなかできません。
neoneonでは、職人とデザイナーが同じ工房にいるので、最後の最後まで調整が効きます。「データは確定したけど、実際に組んでみたらもう少し詰められそう」という瞬間に、その場で動けるのが強みです。
完全自社製造だから、お約束できること
neoneonは、福岡の自社工房で職人が一本一本手がける、完全自社製造・外注ゼロのLEDネオンサインブランドです。MADE IN JAPANを、ごまかしなく名乗らせていただいています。
ここまでにご紹介した5つのポイント——生産拠点、社内のデザイナー体制、仕入れへのこだわり、アクリル加工、現場での直前調整——これらは、特別なことをしているというより、自社で全工程を抱えているからこそ、当たり前にやれていることです。
すべてを一気に完璧にできるわけではありません。ただ、できるところから、ひとつずつ丁寧に。「ちゃんと作る」ということに、ずっと気を配り続けるのがneoneonのものづくりだと思っています。
まとめ——価格よりも、「つくり手の顔」が見えるかどうか
LEDネオンサインは、店舗やブランドの「顔」として、長くお使いいただくものです。だからこそ、初期の価格だけで決めてしまうのではなく、つくり手の顔が見えるかどうかを一つの基準にしていただけると嬉しいです。
「どこで、誰が、どんなふうに作っているのか」——その答えがはっきりしている製品は、何かあったときにもちゃんと相談できます。それは、長く気持ちよく使っていただくための、いちばん大きな安心材料だと思っています。
LEDネオンサインの製作で迷われている方、選び方に悩まれている方は、お気軽にご相談ください。お見積もりだけでも、もちろん大歓迎です。詳しくはコラム「LEDネオンサインの見積もり、何を用意すればいい?」でもご紹介しています。