LEDネオンサインの「自社製造」「OEM」「輸入販売」はどう違う?——つくり方で変わること
LEDネオンサインを調べていると、「自社製造」「OEM」「輸入販売」「海外製」といった言葉に出会うことがあります。なんとなくイメージはできても、それぞれが具体的にどう違うのか、そして自分の選ぶものにどう関わってくるのかは、意外と分かりにくいものです。今回は、この製造構造の違いを、できるだけ中立に、事実として整理してみたいと思います。
neoneon(ネオネオン)は福岡の自社工房で完全自社製造をしているブランドですが、この記事は「どれが正しい」という話をするためのものではありません。それぞれのつくり方には、それぞれの良さと、知っておくとよい留意点があります。違いを知っておいていただくことで、ご自身の目的に合った選び方ができるようになる——そんなお手伝いができればと思っています。
「自社製造」とは——自分たちの工房で一貫してつくること
自社製造とは、その会社が自分たちの工房や工場で、製品を一貫して作ることを指します。設計から加工、組み立て、検品までを同じ場所で進めるため、工程の一つひとつに自分たちの目が届きやすいのが特徴です。気になるところがあれば、その場で手を入れて調整しやすい、という良さもあります。
一方で、すべてを自分たちで抱えるぶん、一度にたくさんを大量生産することには向きにくい面もあります。一点ずつていねいに作る方法ですから、量よりも、細かな要望に応えることや仕上がりの作り込みに向いている、と言えるかもしれません。どんな目的を大切にするかで、この特徴は強みにも、留意点にもなります。
「OEM・提携工場・契約工場」とは——別の工場に製作を任せること
OEMや提携工場、契約工場という言い方は、いずれも「販売する会社とは別の工場が、実際の製作を担う」かたちを指します。販売する側はデザインや企画、販売に力を注ぎ、ものづくりは設備の整った工場に任せる——そうした役割分担の仕組みです。これによって、安定した数を供給しやすかったり、専門の設備を生かせたりといった良さがあります。
留意点としては、販売する会社と実際に作る場所が分かれているぶん、製造の細かなところまでは見えにくくなる場合があることです。また、製作を任せている工場がどこにあるのか(国内か海外か)は、会社によって公開していることも、そうでないこともあります。気になる場合は、「どこで作っているのですか」と尋ねてみると、よりイメージがつかみやすくなります。
「輸入販売・海外製」とは——海外でつくられたものを扱うこと
輸入販売や海外製は、海外の工場で生産された製品を仕入れて販売するかたちです。世界には大きな生産ラインを持つ工場があり、まとまった数を効率よく作れるため、手に入れやすい価格で提供しやすいという良さがあります。デザインの選択肢が幅広く用意されていることもあります。
留意点としては、作られる場所が遠くなるぶん、素材や検品の状況が見えにくくなりやすいことや、届いたあとに気になる点が出たときの相談・修理の窓口がどうなっているかを、あらかじめ確かめておくとよい、ということです。これも良し悪しではなく、何を優先するかによって受け止め方が変わる部分です。製法の違いが仕上がりにどう関わるかは、コラム「同じLEDネオンサインでも製法はさまざま」でも触れていますので、あわせてご覧ください。
つくり方で「変わること」を整理すると
こうして並べてみると、つくり方によって変わってくるのは、おもに「製造のどこまでが見えるか」「細かな要望にどこまで応じやすいか」「買ったあとの相談・修理がどうなるか」といったあたりだと分かります。どれを重視するかは、作りたいものの用途や、どれくらい長く使いたいか、どんなふうに関わりたいかによって変わってきます。
大切なのは、「どれが正解か」を決めることではなく、「自分が何を大事にしたいか」をはっきりさせることだと思います。そのうえで製造構造を確認すれば、ご自身の目的に合った相手を選びやすくなります。製品そのものの選び方については「LEDネオンサインの選び方(用途から考える5つの視点)」でもご案内しています。
neoneonが「完全自社製造」を選んでいる理由
ここまで中立にご紹介してきましたが、最後に、私たちneoneonがどのつくり方を選んでいるかだけ、お話しさせてください。私たちは、福岡の自社工房で完全自社製造というかたちを選んでいます。設計から製造、検品、そしてアフターまでを自分たちで一貫して手がける——その分、一点ずつていねいに向き合うことになりますが、私たちはこのつくり方を大切にしています。
それは、お客様の細かな要望にその場で応えたいから、そして、作ったあとも作った本人がお付き合いしていきたいからです。MADE IN JAPANで作るということの中身は「日本製LEDネオンサインという選択」でもお話ししています。どのつくり方にも良さがありますが、私たちはこの道を選んでいる——そのことだけ、知っておいていただけたらうれしいです。
まとめ——違いを知れば、自分に合う選び方ができます
自社製造、OEM・提携工場、輸入販売・海外製——それぞれに良さがあり、知っておくとよい留意点があります。どれが優れているという話ではなく、何を大事にしたいかによって、合う選び方は変わります。この違いを知っていただくことが、後悔のない一台を選ぶ手がかりになればと思っています。
もし「自社の工房で、相談しながらじっくり作りたい」という気持ちがあれば、私たちにお声がけください。LEDネオンサインをオーダーメイドで相談していただければ、福岡の自社工房から、最初から最後までお付き合いします。まだ迷っている段階のご相談でも、もちろん大丈夫です。
ご相談の前に、まずは気軽に試していただくこともできます。フォントシミュレーターでは、文字やロゴをその場でネオン風に表示してイメージをつかんでいただけますし、見積もりシミュレーターでは、画像から目安の概算をご確認いただけます。表示される金額はあくまで目安の概算で、正式なお見積りは内容を伺ったうえで個別にご案内します。試してみて気になることが出てきたら、そのままご相談・オーダーへとお進みいただけます。