ネオンサインの色の選び方——LEDネオンの定番色と業種別の考え方
ネオンサインをつくろうと決めたものの、色をどれにするかで手が止まってしまう——実は、ご相談の中でもとても多いお悩みです。文字の内容やデザインはすんなり決まったのに、色だけがなかなか決めきれない。それほどまでに、色がお店や空間の印象を左右する大きな要素だと、みなさん直感的にご存じなのだと思います。
こんにちは。福岡の自社工房でLEDネオンサインを一本ずつ手がけている、neoneon(ネオネオン)です。私たちはこれまで1,000件を超えるネオンサインを制作してきましたが、「色はどう選べばいいですか?」というご質問は、本当に多くのお客様からいただきます。そこで今回は、ネオンサインの色の選び方について、定番色の印象から業種・シーン別の考え方、複数色やグラデーションの使い分けまで、制作の現場で日々お伝えしていることをまとめてみました。
なお、LEDネオンサインそのものの特徴や仕組みを基礎から知りたい方は、総合ガイド「LEDネオンサインとは」も合わせてご覧ください。
ネオンサインの色で、お店の印象は驚くほど変わります
同じ言葉、同じデザインのネオンサインでも、色が違うだけで空間の空気はまったくの別物になります。たとえば白いネオンは凛とした清潔感を、ピンクのネオンは一気に華やかでフォトジェニックな雰囲気をつくり出します。看板は「お店の顔」とよく言われますが、ネオン看板の場合は光そのものが空間の照明にもなるため、色が印象に与える影響はふつうの看板以上だと、私たちは現場で日々感じています。
でも、だからといって難しく考えすぎる必要はありません。色選びに唯一の正解があるわけではなく、大切なのは、お店や空間の世界観に寄り添う色を見つけていくことだからです。この記事でご紹介するのは、あくまで判断の手がかりになる「傾向」です。最後の決め手になるのは「こんなお店にしたい」というお気持ちですから、この記事がその後押しになればうれしいです。
LEDネオンの定番色と印象——まずは色ごとのイメージを整理します
LEDネオンは色のバリエーションがとても豊富で、定番色から個性的な色まで幅広く選べるのが大きな魅力です。まずは、ご依頼の多い定番色がそれぞれどんな印象を与えるのか、制作の現場で感じていることも交えながら整理してみます。
白・ウォームホワイト——清潔感と、やわらかな温かみ
白は、どんな空間にもなじむ万能の色です。凛とした清潔感があり、ロゴやメッセージをすっきり見せたいときによく選ばれます。同じ白でも、少し黄色みを帯びたウォームホワイトになると印象はぐっとやわらかくなり、「あたたかく迎え入れる」空気をつくってくれます。純白かウォームホワイトか——この違いだけでも空間の温度感は変わりますので、白系をご検討の方はぜひ両方を見比べてみてください。
赤・オレンジ——情熱とにぎわいを生む暖色
赤は、昔ながらのネオン街を思わせる、エネルギーと情熱の色です。目を引く力が強く、「お店の存在をしっかり主張したい」という場面で頼りになります。オレンジは赤よりも親しみやすく、料理をおいしそうに見せてくれる色として飲食店さまに人気があります。夜の通りにともるオレンジの灯りに、思わず吸い寄せられた経験のある方も多いのではないでしょうか。
ピンク・紫——華やかでフォトジェニックな主役級
ピンクは、近年のネオン人気を牽引してきた色と言ってよいと思います。空間を一気に華やかにし、写真映えも抜群なので、フォトスポットづくりでは定番中の定番です。紫はピンクよりも大人っぽく、ミステリアスで洗練された空気をまとわせてくれます。「非日常感」を演出したい空間で選ばれることが多い色です。
青・緑——クールで落ち着いた大人の印象
青は、クールで知的な印象を与える色です。夜の空間では幻想的な深みが生まれるため、落ち着いた大人の雰囲気づくりと相性がよく、企業ロゴの再現でも活躍します。緑は自然やリラックスを連想させる色で、植物を多く取り入れた内装やボタニカルな世界観のお店に合わせると、空間全体に統一感が生まれます。にぎやかさよりも上質さを大切にしたいお店に、ぜひご検討いただきたい色です。
ここに挙げた以外にも、LEDネオンはさまざまな色からお選びいただけます。ブラウザ上で文字・書体・色の組み合わせを試せる無料の「ロゴメーカー」をご用意していますので、気になる色をその場で当てはめて見比べてみるのもおすすめです。
業種・シーン別に考える、ネオン看板の色選び
定番色のイメージがつかめたところで、次は「うちのお店なら、どう選ぶか」という視点で考えてみましょう。ここでご紹介するのはあくまで傾向であって、絶対のルールではありません。最終的には、お店のコンセプトや内装、そして「お客様にどんな気持ちで過ごしてほしいか」という世界観を優先しながら、参考にしていただければと思います。
カフェ・ベーカリーなどの飲食店
昼間の営業が中心のカフェなら、ウォームホワイトやオレンジのようなやわらかい暖色が空間になじみやすい傾向があります。木目やレンガの内装とも相性がよく、「ほっとひと息つける場所」という空気を演出してくれます。一方で、あえてピンクを差し色にして、フォトスポットを兼ねたネオンを店内に飾る選び方も近年人気です。
バー・居酒屋などの夜のお店
夜が主役のお店は、ネオンの光がもっとも映える舞台です。青や紫で大人の隠れ家のような空気をつくるのもよいですし、赤で往年のネオン街の熱気をまとうのも素敵です。照明を落とした空間では、ネオンの色がそのまま「お店の色」としてお客様の記憶に残りますから、コンセプトに寄り添った一色を軸に据えると世界観がぶれません。
美容室・ネイルサロン
美容室やサロンは、お客様が鏡の中のご自身と向き合う場所です。清潔感のある白、上品なピンク、洗練された紫など、お店の目指すテイストに合わせて選ばれることが多い印象です。ロゴをネオンサインにして待合スペースに飾れば、店内紹介の写真でも映える、お店のシンボルになってくれます。
イベント・ウェディング
結婚式のウェルカムスペースやイベントブースでは、その日のテーマカラーに合わせて色を選べるのがLEDネオンの強みです。ウェディングなら、ウォームホワイトやピンクのやさしい光が、会場の雰囲気を壊さずに特別感を添えてくれます。会場の照明や装花との調和を考えて選ぶと、写真に残ったときの一体感がぐっと高まります。
自宅・趣味の空間
ご自宅の寝室や趣味の部屋に、ネオンを迎える方も増えています。インテリアとして毎日目にするものだからこそ、理屈よりも「好きな色」を素直に選んでいただくのがいちばんです。間接照明のように使うなら、まぶしすぎないやわらかな色味が心地よく感じられますし、ゲーム部屋や書斎なら、青や紫で没入感を高めるのも楽しい選び方です。
単色・複数色・グラデーション——色の組み合わせ方の考え方
「一色に決めきれない」という方には、複数色という選択肢もあります。LEDネオンサインはデザインの部位ごとに色を変えられるので、たとえば文字は白、アイコンだけピンク、という組み合わせが可能です。まず「主役の色」をひとつ決めて、添える色は一〜二色にとどめると、まとまりのあるデザインになりやすいです。色数が増えるほどにぎやかな印象になりますが、そのぶん言葉やロゴの輪郭は薄まりやすくなる、というバランスも意識してみてください。
グラデーションは、色から色へとなめらかに移り変わっていく、光ならではの表現です。単色よりもやわらかく幻想的な印象になるため、フォトスポットや世界観重視の空間づくりでよく選ばれています。ただし、デザインの形状との相性もありますので、「このデザインでグラデーションはできますか?」という段階から、お気軽にご相談ください。
同じ色でも発色は変わる——素材の品質というもう一つの視点
ここまで「どの色を選ぶか」というお話をしてきましたが、実はもう一つ、色の印象を大きく左右する要素があります。それは、ネオンサインそのものの素材と、つくりの丁寧さです。同じ「ピンク」を選んだつもりでも、チューブの素材や製造の工程によって、光のムラや色の鮮やかさには差が生まれます。
neoneon(ネオネオン)では、発色の鮮やかさを大切にして100%シリコンのチューブを採用し、企画からデザイン、製造、検品までを福岡の自社工房で完結させています。完全自社製造・外注ゼロの体制で職人が一本ずつ手がけているからこそ、光り方を仕上げの直前まで自分たちの目で確かめられる——それがMADE IN JAPANの品質を支えていると考えています。製法によって発色や仕上がりがどう変わるのかは、別のコラムで詳しくご紹介しています。
迷ったら、実物の光のイメージで——色選びに役立つ無料ツール
色選びの最後のひと押しは、やはり「光っているイメージを実際に見てみる」ことに勝るものはありません。画面で見る色と、光として空間に放たれる色とでは、印象が変わることがよくあるからです。そこでneoneonでは、ご注文前に色のイメージを固められる無料ツールをご用意しています。
- ロゴメーカー——文字・書体・色の組み合わせを、ブラウザ上でその場で試せます。
- AI見積り——ロゴや手描きのイメージ画像から、概算をその場でご確認いただけます。
- 相談AI——色選びを含めた、ちょっとした疑問をその場で気軽に聞いていただけます。
そして、本格的に検討を進めたくなったら、ぜひオーダー(オーダーメイド)でのご相談をお寄せください。neoneonのネオンサインは、お客様の世界観をお伺いしながら一点ずつおつくりするオーダーメイドです。「この内装に合う色はどれでしょう?」という段階のご相談も大歓迎ですし、店内の写真を添えていただければ、私たちから色のご提案をすることもできます。実際の制作事例の色味は、Instagram(@neoneon_jp)でも日々ご紹介しています。ご依頼から完成までの詳しい流れは、オーダーメイド製作の流れのコラムでご紹介しています。
まとめ——色選びは、お店の世界観づくりの第一歩です
ネオンサインの色の選び方について、定番色の印象、業種・シーン別の考え方、複数色やグラデーションの使い分け、そして素材による発色の違いまでご紹介してきました。たくさんお伝えしましたが、いちばん大切なのは「その色が、お店の世界観に寄り添っているか」というシンプルな問いだと私たちは考えています。
それでも迷ったときは、どうぞ私たちを頼ってください。neoneon(ネオネオン)は福岡の自社工房から、職人が手がける完全自社製造のLEDネオンサインをお届けしています。あなたのお店の夜を照らす一色を、一緒に見つけられたらうれしいです。まずはお気軽にお問い合わせください。